H1タグって絶対必要?
TCDテーマでの考え方とSEO設定の基本方針
「SEOチェックでH1タグがありませんと表示される」
「TOPページにH1タグを入れた方がよいのか」
「AIOSEOでは警告が出るけれど、TCDテーマではどう対応すればよいのか」
そんなお問い合わせに向けて、H1タグの基本的な考え方とTCDテーマでの実務対応をまとめました。
結論として、H1タグはページ内容を伝えるうえで重要な要素のひとつです。ただし、GoogleはH1タグだけでページを判断しているわけではありません。titleタグ・ページ上のメイン見出し・H1などの見出し要素・OGP・本文内の目立つテキストなど、複数の要素を参考にしています。
1. 今日の結論
- H1タグは重要ですが、絶対に本文内へ追加しなければならないものではありません
- GoogleはH1だけでなく、titleタグ・メイン見出し・本文など複数の要素を見ています
- TCDテーマのTOPページでは、固定ページ本文にH1を入れても反映されない場合があります
- TOPページはAIOSEOのタイトル設定と、実際に表示される見出し・本文内容を整えることが重要です
- 個別ページでは、ページタイトルや本文内の見出しがH1として反映される場合があります
H1を軽視するのではなく、テーマ構造に合わせて「どこに重要な見出しが出力されているか」を確認しながら対応することが大切です。
2. H1タグとは?
H1タグは、HTML上でそのページの主題を示す大きな見出しとして使われるタグです。
例えば、交通事故ページであれば、次のような見出しがH1として使われることがあります。
例:
○○市で交通事故施術なら|子連れ相談しやすい○○整骨院
ページの内容をユーザーにも検索エンジンにも伝えやすくするため、H1は基本的には分かりやすく設定されている方が望ましいです。
3. H1タグはSEOで絶対必要なのか?
H1タグはSEO上、重要な要素のひとつです。
ただし、H1タグがないだけで必ずSEO評価が大きく下がる、または検索に出なくなるというものではありません。
Google公式では、検索結果のタイトルを生成する際に、次のような複数の情報を参考にすると説明されています。
- titleタグ
- ページ上に表示されるメインタイトル
- H1などの見出し要素
- og:title
- スタイル上、大きく目立つテキスト
- ページ本文のテキスト
- ページ内外のリンクテキスト
- 構造化データ
つまり、H1は大切ですが、複数ある判断材料のひとつです。
そのため、実務上はH1だけにこだわるのではなく、titleタグ・ページ上部の見出し・本文内容を自然にそろえることが重要です。
4. AIOSEOで「H1がありません」と強く表示される理由
AIOSEOの判定はチェックリスト型です
All in One SEOなどのSEOプラグインでは、H1タグが見つからない場合に「H1がありません」という警告が表示されることがあります。
これは、AIOSEOがGoogleの順位決定をそのまま再現しているというより、一般的なSEOチェックリストとして、次のような項目を機械的に確認しているためです。
- titleタグが設定されているか
- メタディスクリプションが設定されているか
- H1タグがあるか
- H2タグがあるか
- 本文量が一定以上あるか
- 画像のaltが設定されているか
H1がある方が分かりやすい構造であることは事実ですが、AIOSEOの警告=Googleで必ず不利になるという意味ではありません。
5. TCDテーマのTOPページで注意したいこと
TCDテーマでは、TOPページが通常の固定ページ本文ではなく、テーマ側のトップページ設定・ヘッダー設定・コンテンツビルダーなどで構成されている場合があります。
そのため、固定ページ「top」の本文欄にH1タグを入力しても、実際のTOPページ上には反映されないことがあります。
- 固定ページ本文にH1を入れてもTOPに表示されない
- ソース上にも追加したH1が出てこない
- テーマ側でロゴ部分がH1として出力されている場合がある
- TOPページは本文ではなく、TCDテーマ側の設定で表示が作られている
この場合、無理に固定ページ本文へH1を追加するより、AIOSEOのタイトル設定と、TOPページ上部に実際に表示される見出し・説明文を整える方が安全です。
6. TOPページと個別ページは分けて考える
TOPページの場合
- 固定ページ本文が表示されないことがある
- TCDテーマ側の設定で構成されることが多い
- ロゴ部分がH1になる場合がある
- AIOSEOの固定ページタイトル設定が重要
- ページ上部のキャッチコピーや特徴文も重要
個別ページの場合
- ページタイトルがH1として出力されることがある
- 本文内のH1が反映される場合がある
- ページごとに主題を分かりやすく設定しやすい
- titleタグ・H1・本文内容をそろえやすい
- 通常ページではH1を設定して問題ないケースが多い
同じサイト内でも、TOPページと個別ページではTCDテーマ側の出力構造が異なる場合があります。必ずソースを確認して判断することが大切です。
7. 実際にH1が出ているか確認する方法
確認手順
- 対象ページを開く
- 右クリック、または Ctrl + U で「ページのソースを表示」を開く
- Ctrl + F で <h1 を検索する
- どこにH1が出力されているか確認する
例えば、ソース上に次のような記述がある場合は、テーマ側でロゴ部分がH1として出力されています。
例:
<h1 id=”header_logo”>
ロゴ画像
</h1>
この場合、ページ上にH1自体は存在していますが、本文内に追加したH1が反映されているわけではありません。
8. TOPページでのおすすめ対応
TOPページでH1が思うように反映されない場合は、次の順番で整えるのがおすすめです。
- 1. AIOSEOの「固定ページのタイトル」を整える
- 2. メタディスクリプションを設定する
- 3. TOPページ上部のキャッチコピーや特徴文に重要キーワードを自然に入れる
- 4. 実際に表示される見出しや文章が、検索結果に出ても違和感のない内容になっているか確認する
- 5. 必要に応じてソース上のH1を確認する
特にTOPページでは、固定ページ本文ではなく、テーマ側のトップページ設定に入っている文章が検索結果に使われる可能性があります。
そのため、画面上に実際に表示される文章をSEO上も意識して作成することが大切です。
9. AIOSEOのタイトル設定は特に重要
H1の有無にかかわらず、固定ページのAIOSEO内にある「固定ページのタイトル」は、検索結果のタイトルに関わる重要な設定です。
入力する際は、HTMLタグを含めず、表示させたいタイトルの文字だけを入力します。
入力例:
○○市の整骨院・鍼灸院|肩こり・腰痛・産後ケアなら○○整骨院
次のように、<title> タグを入れて入力する必要はありません。
NG例:
<title>○○市の整骨院・鍼灸院|肩こり・腰痛・産後ケアなら○○整骨院</title>
10. 参考資料
Google公式では、検索結果のタイトル生成に使われる要素として、titleタグ、メインの視覚的タイトル、H1などの見出し要素、OGP、目立つテキスト、本文など複数の要素が紹介されています。
Google公式の情報では、H1は重要な要素のひとつとして紹介されていますが、H1だけでタイトルや評価が決まるとは説明されていません。実際には、titleタグ・メイン見出し・本文内容などを総合的に整えることが重要です。
まとめ
H1タグは、ページの主題を伝える大切な見出しタグです。
しかし、H1タグだけがSEOを決めるわけではありません。
Googleは、titleタグ、ページ上のメイン見出し、H1などの見出し要素、OGP、本文内の目立つテキストなど、複数の情報を参考にしています。
- H1は重要だが、H1単独が絶対条件ではない
- TOPページではTCDテーマ側の構造により、本文内のH1が反映されない場合がある
- TOPページはAIOSEOのタイトル設定と、実際に表示される見出し・本文を整える
- 個別ページでは、必要に応じてH1を設定してよい
- 最終的には、ページ全体の内容が自然にそろっていることが大切
SEOチェックツールの警告は参考になりますが、テーマ構造や実際の出力内容を確認しながら、ページごとに適切な対応を行うことが大切です。
© SEO運用サポートコラム|H1タグとTCDテーマでの考え方(作成:イレイト株式会社)